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インプラント治療を行うにあたり骨の幅や高さがない場合、インプラント治療ができない場合があります。
特に上顎においてはインプラントを行う上で、骨の高さが足りない場合が多くあります。
上顎骨の上に存在する空洞(上顎洞)に骨造成を行い、インプラント治療を可能にする方法があります。
ソケットリフト法とサイナスリフト法について解説していきます。

【ソケットリフト法】
インプラント治療を行うにあたり骨の幅や高さがない場合、インプラント治療ができない場合があります。
上顎においては上顎洞という空洞があり、インプラント治療を難しいものにしてしまいます。
この空洞に骨を造成してインプラント治療を可能にするためにCaldwell-Luc法によるサイナスリフトが行われますが、
この方法は、
1)外科的侵襲が大きいこと。 2)治療期間が長いこと が短所に挙げられます。
既存の骨の高さが5mm以上存在すればソケットリフト法による骨造成でインプラント治療が可能になります。
この方法は、1994年にSummers RBら(1994)によって報告され、インプラント埋入するための穴から骨造成を行うため、
サイナスリフト法に比べて外科的侵襲がはるかに少ないのが特徴です。
インプラントを埋入するのに骨の高さは5mm以上あればソケットリフト法によるインプラント埋入することが可能になります。
5mm未満の場合はCaldwell-Luc法によるサイナスリフト法によるインプラント治療が適応されます。
@骨の高さ(上顎洞までの距離)が5mm以上あれば、ソケットリフト法の適応できます。
Aインプラント埋入するための穴を形成し、オステオトームとういう円柱状の器具で上顎洞底を押し上げます。
B形成した穴から移植骨を入れます。
C移植骨ごと上顎洞底を押し上げ、インプラントを埋入します。

【サイナスリフト法】
サイナスリフト法とは、「上顎洞を挙げる」という意味があります。
一般的に言われるサイナスリフト法とは、上顎洞の横の骨に穴を開け、
骨移植を行うCaldwell-Luc法の応用がなされています。
この方法は骨の高さが5mm未満のものにも適応されるのがソケットリフト法とは違う点です。
しかしながらソケットリフト法よりも手術の侵襲が大きく治療期間が長いのが欠点です。
手術を行ってから骨が成熟するまでに、およそ6ヶ月は待たなければなりませんが、
条件によっては同時にインプラントを埋入する方法もあります。
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