オールオンフォー治療を検討する方の多くが気にするのが、「手術後しばらく歯がない期間があるのでは?」という不安です。歯がない状態のまま日常生活を送るのは抵抗があり、仕事や人前で話す場面が多い方にとっては大きな心理的負担になります。こうした悩みに応える治療法として注目されているのが、オールオンフォーの即日仮歯(プロビジョナル)です。これは、手術当日に仮歯を装着できるため、治療直後から見た目を大きく損なうことなく生活できる点が最大の特徴です。
とはいえ、「本当にその日のうちに歯が入るの?」「どんな流れで治療が進むの?」という疑問は当然のことです。また、誰でも必ず即日仮歯が可能なわけではなく、骨の状態や噛み合わせ、そして担当医の技術・設備など、複数の条件が整っている必要があります。
医療法人スマイルでは、CTによる精密診断、Xガイドを用いた高精度埋入、自院技工士による仮歯制作を組み合わせ、即日仮歯が可能な体制を整えています。本記事では、手術当日に仮歯が入る理由や治療の流れ、注意点などを、歯科医の視点から丁寧に解説していきます。
オールオンフォーにおける仮歯とは?役割と目的
オールオンフォー治療では、抜歯・インプラント埋入・仮歯装着までを1日で完了させる「即日荷重(即時プロビジョナル)」が基本的な流れとなっています。この治療の中で“仮歯”は非常に重要な役割を果たします。まず、仮歯は見た目を整えるだけでなく、会話のしやすさや発音の安定を維持するためにも欠かせません。歯がない状態での発音は不自然になりやすいため、社会生活への影響を最小限に抑えるうえで大きな意味を持ちます。
また、仮歯は歯ぐき(歯肉)の形態を整える役割も担っており、最終的なセラミック歯の見た目・適合に直結します。最終補綴を装着するまでの数ヶ月間、仮歯が歯肉の形を誘導し、より自然な仕上がりへと導いてくれるのです。
ただし、仮歯は「強く噛むためのもの」ではありません。軽い咀嚼は可能ですが、硬いものを噛むには向いていないため、食生活には一定の制限が伴います。とはいえ、仮歯があることで治療期間中の日常生活が大幅に快適になる点は、オールオンフォーの大きな魅力のひとつと言えます。医療法人スマイルでは、院内の技工士がその日のうちに仮歯を製作・調整するため、精度が高くフィット感の良い仮歯を提供できる体制が整っています。
手術当日に仮歯が入る理由(即日荷重が可能な仕組み)
オールオンフォーで手術当日に仮歯が入るのは、インプラントの配置や骨に対する固定の仕組みに秘密があります。オールオンフォーでは4本のインプラントで上顎または下顎の歯列全体を支える構造ですが、そのうち後方2本は斜め(傾斜埋入)に埋入されます。この角度が支えを強化し、前後の力に対して高い安定性(初期固定)を得られるように設計されています。
即日荷重が可能かどうかは、初期固定の強さを示す「トルク値」という数値をもとに判断します。骨密度が十分で、適切な手術手技によって強固な固定が得られた場合のみ、即日で仮歯を装着できます。
そのため、事前の診断と手術の精度が非常に重要です。医療法人スマイルでは、CTで骨の厚みや神経の位置を立体的に把握し、Xガイドというナビゲーションシステムを使って、計画通りの位置・角度・深さでインプラントを埋入します。この精密さが、即日仮歯の成功率を高め、安全性と長期安定性につながっています。また、担当医の経験も結果に大きく影響するため、豊富な症例数を持つ医院で受けることが大切です。
実際の手術~仮歯装着までの流れ
オールオンフォーの治療は、一般的に以下の5つのステップで進みます。
STEP1:精密検査・治療計画
CT撮影・口腔内スキャンを行い、骨の量や密度、神経や血管の位置を把握します。歯科医師が3Dシミュレーションを用いて最適な埋入位置を設計し、即日仮歯が可能かどうかを判断します。
STEP2:麻酔・静脈内鎮静法(セデーション)
不安が強い方や長時間の手術が苦手な方には、静脈内鎮静法を併用。うとうとした状態でリラックスして受けられます。
STEP3:インプラント埋入(Xガイド併用)
4本のインプラントを計画通りの角度・深さで埋入。Xガイドナビゲーションにより高い正確性を確保します。
STEP4:仮歯の製作・調整
院内技工士がその場で仮歯を製作・形態調整。見た目・噛み合わせ・発音のバランスを確認します。
STEP5:仮歯の固定
手術当日に仮歯を装着し、その日のうちに見た目と会話の回復が可能になります。
医療法人スマイルでは、手術から仮歯装着までワンデーで完結できる体制が整っており、多くの患者様から「手術日の帰りにはしっかり歯があって安心した」との声をいただいています。
仮歯でできること・できないこと(生活上の注意点)
仮歯は見た目や会話の回復に大きく貢献しますが、あくまで“最終の歯ではない”点を理解しておく必要があります。まず、できることとしては、会話・発音の安定、軽く噛む程度の食事(柔らかいもの中心)、日常生活での自然な見た目の維持が挙げられます。仮歯があることで治療中のストレスは大幅に軽減します。
一方、硬いものを噛む・片側のみで強く噛む・ステーキやナッツなどの強い咀嚼力が必要な食事は避ける必要があります。仮歯は壊れやすい構造になっており、これはインプラント本体に過剰な力がかからないよう守るためです。また、清掃不足による炎症(インプラント周囲炎)を防ぐため、丁寧なブラッシングと定期チェックは必須です。
医療法人スマイルでは、手術後の生活指導・食事指導・清掃指導を徹底し、患者様が安心して仮歯期間を過ごせるようサポートしています。
最終の歯が入るまでの期間と、仮歯から最終補綴への移行
仮歯の期間は、一般的に3〜6ヶ月が目安です。この期間にインプラントが骨と結合(オッセオインテグレーション)し、安定してから最終の歯を装着します。最終補綴には、強度・美しさ・長期耐久性に優れたジルコニアやセラミックが用いられます。
仮歯の期間に噛み合わせを細かく調整することで、最終の歯のフィット感や持続性が向上します。医療法人スマイルでは、自院技工士が患者様ごとに細かな修正を行い、見た目・強度・清掃性のバランスが取れた最終補綴を製作します。
まとめ(安心してオールオンフォーを受けるために)
オールオンフォーは、手術当日に仮歯が入り、見た目・会話・生活の質がすぐに回復する画期的な治療法です。しかし、即日仮歯を可能にするには精密な診断・高度な技術・設備が不可欠であり、医院選びが治療の成否を大きく左右します。
医療法人スマイルでは、CT診断・Xガイド手術・自院技工士による即日製作など、即日仮歯を確実に実施できる体制が整っています。また、他院で断られた症例や難症例にも対応しており、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療を提供しています。
オールオンフォーに不安や疑問がある方は、当法人の無料カウンセリングをご利用ください。あなたにとって最適な治療方法を、丁寧にご提案いたします。





