「入れ歯とインプラント、結局どちらが良いの?」
「長く使うものだから、違いをしっかり理解して選びたい」
このように感じている方は多いのではないでしょうか。
入れ歯とインプラントは、どちらも歯を失った部分を補う治療法ですが、構造・安定性・噛む力・費用など、さまざまな違いがあります。そして、患者様の口の状態や生活スタイルによって、どちらが向いているかは大きく変わります。この記事では、入れ歯とインプラントの違いを「見た目」「噛む力」「寿命」「費用」などの観点からわかりやすく比較し、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に解説します。さらに、どちらの治療があなたに向いているのか判断しやすくなるポイントもご紹介します。治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
入れ歯とインプラントの基本的な違いとは?(仕組み・構造の比較)
入れ歯(義歯)は、歯ぐきの上に乗せて使う「取り外し式」の装置です。部分入れ歯の場合は金属のバネ(クラスプ)で残っている歯に引っ掛けて固定し、総入れ歯の場合は歯ぐきの吸着力を利用して装着します。一方インプラントは、人工歯根(インプラント体)をあごの骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。入れ歯は外科処置を伴わず短期間で作れますが、インプラントは骨と結合させる期間が必要になるため治療期間は長くなります。ただし、噛む力や安定性はインプラントが有利なケースが多く、入れ歯とは構造そのものが根本的に異なります。まずは両者の仕組みを理解することで、自分に合う治療を選びやすくなります。
入れ歯とインプラントの違い|7つの比較ポイント
① 噛む力の違い
入れ歯は歯ぐきの上に乗っているだけのため、噛む力は天然歯の20〜30%程度と言われています。固いものが噛みにくく、噛んだ瞬間に入れ歯が浮いたり動いたりすることもしばしばあります。対してインプラントは骨に固定されているため、天然歯に近い噛む力を発揮しやすい特徴があります。
② 見た目の違い
部分入れ歯は金属のバネが見えることがあり、笑ったときに気になるという声も少なくありません。インプラントは歯ぐきから自然に歯が生えているように見えるため、審美性を求める方に向いています。
③ つけ心地・安定感の違い
入れ歯は噛むと沈み込みやすく、会話中に外れる、食事中に動くといった不安が生じることがあります。インプラントは骨に直接固定されているためズレにくく、安定した噛み心地が得られます。
④ メンテナンスの違い
入れ歯は毎日の取り外し洗浄が必要で、適切なケアを怠ると口臭や歯ぐきの炎症を招きやすくなります。一方インプラントは歯磨きが基本で、天然歯に近いメンテナンスで済むのが特徴です。
⑤ 費用の違い
入れ歯は比較的安価で作れますが、数年に一度の作り直しが必要になることがあります。インプラントは初期費用は高くなるものの、長期的に見るとコストパフォーマンスが良いケースもあります。
⑥ 治療期間・手術の有無の違い
入れ歯は印象採得から完成まで短期間で済むことが多いです。インプラントは外科処置が必要で、骨と結合するまでの期間も考慮する必要があります。
⑦ 骨が痩せるスピードの違い
入れ歯は噛む力が骨に伝わらないため、あごの骨が痩せやすい傾向があります。対してインプラントは噛む刺激が骨に伝わり、骨が痩せにくいとされています。
入れ歯のメリット・デメリット
入れ歯の最大のメリットは、治療費が比較的抑えられ、外科手術を必要としない点です。高齢の方や持病がある方でも適応しやすく、短期間で見た目を整えることができます。また、取り外しができるため清掃しやすいという利点もあります。しかし一方で、「噛みにくい」「外れやすい」「違和感が大きい」といったデメリットも多く見られます。特に総入れ歯では、骨が痩せてくると吸着力が落ち、さらに不安定になりやすくなります。食事の制限が増えたり、会話中に入れ歯が動くことが心理的なストレスにつながるケースもあります。長期間快適に使うためには、定期的な調整や作り直しが必要です。
インプラントのメリット・デメリット
インプラントのメリットは、しっかり噛めること、見た目が自然であること、そして長期的に安定しやすい点です。入れ歯では噛みにくかった食材も楽しめるようになるケースがあり、「まるで自分の歯のようだ」と感じる方も少なくありません。また、噛む刺激が骨に伝わるため、骨が痩せにくいという特徴もあります。一方、デメリットには手術が必要であること、費用が比較的高額であることが挙げられます。また、治療期間も入れ歯に比べて長くなる傾向があります。ただし、適切なメンテナンスを続けることで、長い期間快適に使える可能性があります。
入れ歯が向いている人・インプラントが向いている人
入れ歯が向いているのは、外科処置に不安がある方、費用を抑えたい方、短期間で見た目を整えたい方です。また、重度の全身疾患や骨が極端に少ない場合などは、入れ歯が現実的な選択となることがあります。一方インプラントが向いているのは、「しっかり噛める歯を取り戻したい」「入れ歯が合わず痛い」「骨が痩せてきて不安」といった悩みを抱えている方です。入れ歯の不安定さに悩んでいる方や、食事をもっと楽しみたい方にとって、インプラントは大きな選択肢となります。どちらが良いかは個々の状態によって異なるため、精密検査が重要です。
インプラントが難しいケースと代替治療(安全面の説明)
インプラントは多くの方に適応できますが、骨の量が極端に少ない場合や、重度の糖尿病など全身疾患がある場合は注意が必要です。また、喫煙される方は血流が悪くなり、治癒が遅れる可能性があります。しかし、骨造成(GBR)やサイナスリフト、そしてオールオンフォーのように少ない骨でも対応できる治療方法もあります。重要なのは、自分の状態を把握した上で、安全に治療ができる選択肢を選ぶことです。
医療法人スマイルではどう選ぶ?精密診断と複数の治療提案
医療法人スマイルでは、CT撮影やエックスガイドを用いた精密診断を行い、入れ歯・インプラントの両方の治療を比較しながら提案しています。全院に完全個室のオペ室を備え、静脈内鎮静法によるリラックスした環境での治療も可能です。また、10年保証制度や最大120回の分割払いなど、患者様の負担に配慮した仕組みも整えています。無理な治療の押し付けは行わず、患者様が安心して選べるよう、複数の治療プランをご案内しています。
まとめ|入れ歯とインプラントの違いを正しく知れば、自分に合った治療が見えてくる
入れ歯とインプラントは、それぞれにメリットとデメリットがあります。費用・治療期間・噛む力・見た目など、何を重視するかによって最適な選択は変わります。重要なのは、自分の現状を把握し、信頼できる歯科医院で相談することです。医療法人スマイルでは、精密検査にもとづいた治療提案を行い、患者様の希望に寄り添いながら最適な治療法をご紹介しています。治療を迷われている方は、ぜひ一度無料相談をご利用ください。





