「オールオン4の治療を受けようと思っているけど、失敗するリスクってあるの?」という疑問をお持ちの方は少なくありません。実際に、オールオン4は高度な技術力が必要なインプラント治療であり、その分だけ注意点や失敗リスクも伴います。
この記事では、オールオン4治療におけるよくある失敗例とその原因、そして後悔しないために事前に知っておくべきリスクと防止策を、歯科医の視点からわかりやすく解説します。
1. オールオン4とは?治療の概要と特徴
オールオン4(All-on-4)とは、上下いずれかの顎に4本のインプラントを埋め込み、その上に12本前後の人工歯を一体型のブリッジとして取り付ける治療方法です。従来のように1本ずつインプラントを埋め込む方法に比べ、外科的処置の回数が少なく、身体的・経済的負担も抑えられるというメリットがあります。
また、骨の量が少ない方でも骨造成手術をせずに治療できる場合が多く、高齢者や骨が痩せている方にも適した治療法として広まりつつあります。
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2. オールオン4でよくある失敗例
2-1. 噛み合わせのズレや違和感
埋入するインプラントの位置や角度が不正確だと、装着された人工歯の噛み合わせに問題が生じます。違和感を感じたり、うまく噛めないといったケースもあります。噛み合わせが悪いと、インプラントにかかる負荷が偏り、破損や脱落につながる恐れがあります。
2-2. 神経や血管の損傷
下顎には下歯槽神経、上顎には血管の通り道が存在します。これらの組織を傷つけてしまうと、痺れや激しい痛み、感覚異常などの後遺症が残る可能性もあります。術前にCTを用いた診断が行われていないケースで発生しやすい失敗です。
2-3. 骨との結合不良(オッセオインテグレーションの失敗)
インプラントと骨が結合しない場合、インプラントが固定されず、抜け落ちてしまいます。これは主に、喫煙、糖尿病、免疫力の低下、骨の質が悪い場合などに起こります。
2-4. 術後の痛みや腫れが長引く
通常、術後の腫れや痛みは一時的なものですが、術中に余分な圧力が加わったり、感染が起きた場合には長期間痛みが続くことがあります。早期対応が必要です。
2-5. インプラント周囲炎
適切なメンテナンスが行われていないと、細菌が原因となって歯周病に似たインプラント周囲炎が発生することがあります。重度になるとインプラントの脱落リスクが高まります。
2-6. 見た目の仕上がりに不満
患者さんとのカウンセリング不足により、人工歯の色や形が希望と異なったというケースもあります。事前に完成イメージを共有し、写真やシミュレーションを活用することで防げます。
2-7. 口元の印象が変わり過ぎて違和感を感じる
総入れ歯からオールオン4に変更した場合、鼻の下がくぼんで見えるなど、口元の見た目に違和感を感じる方もいます。これは構造の違いによるもので、骨の高さを調整するなど工夫が必要です。
3. 後悔しないための対策と歯科医院選びのポイント
失敗や後悔を避けるには、経験豊富な歯科医師のもとで計画的に治療を進めることが最も重要です。以下のポイントを参考にしてみてください。
・歯科用CTやサージカルガイドを導入している
・症例数が豊富で実績が確認できる
・衛生環境が整った手術室を備えている
・術後のメンテナンス・保証制度がしっかりしている
・丁寧なカウンセリングで不安を取り除いてくれる
また、オールオン4は比較的新しい治療のため、全ての歯科医院が対応しているわけではありません。医院選びは慎重に行いましょう。
4. 術後の注意点とセルフケアの重要性
インプラント治療後は、自己管理と歯科医院での定期メンテナンスが非常に重要です。特に以下のことに注意しましょう。
・喫煙を控える(インプラントの結合に悪影響を与えます)
・硬いものをしばらく避ける(患部の安定を促進)
・歯間ブラシやフロスを用いた日常ケア
・違和感や異常があればすぐに受診
患者さん自身の協力によって、治療後の快適な生活が長く続きます。
5. まとめ|オールオン4で後悔しないために
オールオン4は、見た目や機能性に優れたインプラント治療ですが、その成功には「医院選び」と「術後管理」が大きな鍵を握ります。失敗を防ぐには、事前にリスクを理解し、自分に合った歯科医院を見つけることが大切です。
当院「医療法人スマイル 」では、岐阜市・名古屋市エリアを中心に、オールオン4治療に関するカウンセリングを随時受け付けております。
CT撮影から丁寧な説明、安心できる環境づくりまで徹底し、患者様一人ひとりに寄り添った治療をご提案しています。
まずは無料相談から、お気軽にご相談ください。





