「総入れ歯が合わなくて、食事のたびにストレスを感じる」
「外れるのが怖くて、人前で笑えなくなった」
「歯がほぼなくなってしまい、もう諦めかけている」
このような悩みを抱えて毎日を過ごしている方に、ぜひ知っていただきたい治療法があります。それが All-on-4(オールオン4) です。
All-on-4は、片顎わずか4本のインプラントを支えにして、すべての歯を固定式で取り戻す治療法です。手術当日に仮歯が入り、翌日から食事や会話を楽しめるようになります。総入れ歯や部分入れ歯に長年悩んできた方が、この治療によって「もっと早く知りたかった」と感じるケースが多く寄せられています。
この記事では、All-on-4とはどのような治療なのか、費用や手術の流れ、どんな方に向いているのかを、東海エリアでインプラント・All-on-4を専門に行う医療法人スマイルの理事長が詳しく解説します。
1. そもそもAll-on-4(オールオン4)とは何か
4本のインプラントで全部の歯を支える仕組み
All-on-4とは、ポルトガルの著名な歯科医師パウロ・マロ教授が開発した術式で、片顎に4本のインプラントを埋め込み、その上に12〜14本分の人工歯(ブリッジ)を固定する治療法です。
通常、歯が1本もない状態でインプラント治療を行おうとすると、1本ずつ埋め込む必要があり、片顎で8〜12本ものインプラントが必要になることがあります。しかしAll-on-4では、後方の2本のインプラントを斜めに傾けて埋入することで、骨の量が少ない部分を避けながら最大限の支持力を確保し、4本だけで全部の歯を支えることを可能にしました。
このシンプルかつ合理的な設計が、治療時間の短縮・費用の抑制・即日荷重(当日に歯が入ること)を実現しています。
一般的なインプラントとどう違うのか
| 項目 | 通常インプラント | All-on-4 |
|---|---|---|
| 対象 | 1本〜数本の欠損 | 総入れ歯・歯がほぼない方 |
| 埋入本数(片顎) | 欠損本数分(最大12本前後) | 4本 |
| 手術当日の歯 | ケースによる | 基本的に当日装着可能 |
| 費用(片顎) | 40~50万円×本数 | 175万円〜(手術料) |
| 骨移植の必要性 | 骨が少ない場合は必要なことが多い | 多くの場合不要 |
総入れ歯・部分入れ歯との根本的な違い
入れ歯はあごの粘膜や残存歯の上に乗っているだけのため、どうしてもズレや外れが生じます。また、骨に直接固定されていないため、噛む力が天然歯の20〜30%程度しか出ないといわれています。
一方、All-on-4は骨に直接固定されたインプラントの上に歯が乗るため、外れる心配がなく、噛む力も天然歯に近いレベルで発揮できます。入れ歯のように外して洗う必要もなく、天然歯と同じようにブラッシングでケアします。
2. All-on-4で生活はどう変わるのか
好きなものが食べられるようになる
総入れ歯をお使いの方が「諦めた食べ物」として挙げるのが、硬いものや繊維質のもの、粘着性のあるものです。入れ歯では噛む力が限られているため、ステーキ・りんご・ごぼう・お餅などを遠ざけてきた方は少なくありません。
All-on-4は骨に固定されたインプラントで支えるため、食事における制限が大幅に減ります。当院の患者さんからも「久しぶりに家族と同じものを食べられた」「外食が楽しくなった」という声を多くいただいています。
口元の見た目・若返りへの効果
歯を失うと、支えを失ったあごの骨が少しずつ吸収されていきます。これが顔のたるみやほうれい線、口元のしぼみとなって現れ、実年齢より老けた印象を与える原因の一つになります。
All-on-4は骨に固定されたインプラントによって骨への刺激が維持されるため、骨の吸収を抑える効果があります。また、当院では歯の高さや口元のハリを計算した上で人工歯を設計するため、治療後に「顔つきが若くなった」と感じる方が多くいらっしゃいます。
「入れ歯を外す生活」から解放される
就寝前に入れ歯を外してコップに入れる、外出先で入れ歯がずれて恥ずかしい思いをする、粘着剤を使わないと怖くて出かけられない——こうした日々のストレスがAll-on-4によってなくなります。
固定式の歯は24時間口の中にあり、天然歯と同じように生活できます。入浴中も就寝中も外す必要はなく、「歯のことを気にせず生活できる」という点が、患者さんから最も喜ばれる変化の一つです。
3. All-on-4の費用と支払い方法
手術費用の内訳(片顎175万円〜の根拠)
当院のAll-on-4手術費用は、片顎175万円(税別)〜です。両顎の場合は350万円〜となります。
この費用には以下が含まれます。
- インプラント体(ノーベルバイオケア社製N1インプラント×4本)
- 手術費・麻酔費(局所麻酔の場合)
- 術後の仮歯(即日装着分)
- 10年保証
別途費用がかかるものとしては、睡眠無痛治療(静脈内鎮静法・全身麻酔)、上部構造(最終的な被せ物・ジルコニア使用)などがあります。詳細は無料相談時にお見積もりを提示いたします。
費用の大部分を占めるのは、世界トップクラスのインプラントメーカーであるノーベルバイオケア社の製品使用と、麻酔専門医の常駐・大学病院レベルのオペ室など、高い成功率を担保するための設備・人員コストです。安価なAll-on-4治療で後悔される方が増えている現状を踏まえ、当院では「10年・20年先も安心して使える治療」を最優先に考えています。
分割払い・デンタルローン(月額19,000円台〜)
All-on-4は自由診療のため保険適用はありませんが、クレジットカード払いおよびデンタルローン(最大120回分割)に対応しています。
| 分割回数 | 月額の目安(税別) |
|---|---|
| 60回(5年) | 約29,000円台〜 |
| 84回(7年) | 約21,000円台〜 |
| 120回(10年) | 約19,000円台〜 |
医療費控除で実質負担を減らす方法
All-on-4は自由診療ですが、医療費控除の対象となります。年間の医療費が10万円を超えた場合、確定申告で一定の所得税還付を受けることができます。たとえば課税所得が500万円の方が175万円のAll-on-4を受けた場合、約30〜40万円前後の還付を受けられる可能性があります(所得や他の医療費によって異なります)。
「安いAll-on-4」に潜むリスク
近年、極端に安価なAll-on-4(片顎80万円以下など)をうたう歯科医院も増えています。しかし当院には、他院でのAll-on-4治療が「合わない」「外れてしまった」「やり直したい」といったリカバリー目的での来院が増えています。安価な場合に考えられるリスクとしては、低品質なインプラントメーカーの使用、外注による精度の低い歯の製作、麻酔専門医不在、術後サポートの不足などが挙げられます。価格だけで判断せず、使用メーカー・麻酔体制・保証内容を必ず確認するようにしましょう。
4. All-on-4の手術の流れ・当日の様子
無料相談〜CT撮影〜治療計画(0円)
当院では、初診時の相談・CT撮影・治療計画の作成をすべて無料で行っています。
ステップ1:無料初診相談(約60分)
理事長または院長が直接対応します。現在の口腔内の状態をお聞きし、All-on-4が適応できるかどうか、他の治療法との比較も含めてご説明します。
ステップ2:CT撮影・治療計画の作成(0円)
三次元CTで顎の骨の量・形・神経の走行を精密に把握します。このデータをもとに、デジタルシミュレーションで治療計画を作成し、費用のお見積もりをお出しします。
ステップ3:患者さんの同意・手術日の決定
治療内容・費用・リスクについてすべてご説明した上で、患者さんのご同意をいただいてから手術の日程を決めます。
手術当日:睡眠無痛治療で眠っている間に完了
当院では、手術時の痛みや恐怖をゼロにする「睡眠無痛治療」を提供しています。点滴から薬を投与することで、眠った状態(静脈内鎮静法)または完全に意識がない状態(全身麻酔)で手術を受けることができます。
当院には麻酔専門医が常駐しており、術前から術後まで患者さんの全身状態を継続的に管理します。「気がついたら終わっていた」という感覚で、手術の苦痛を感じることなく治療が完結します。また、オペ室は大学病院に引けを取らない滅菌環境を整備しており、感染リスクを徹底的に抑えた環境で手術を行っています。
当日に仮歯が入る「即日荷重」の仕組み
All-on-4の大きな特長のひとつが、手術当日に仮歯を装着できることです。これを「即日荷重(そっきつかじゅう)」といいます。従来のインプラント治療では骨との結合を3〜6ヶ月待つ必要がありましたが、All-on-4では4本のインプラントを傾けて埋入することで十分な初期固定力を確保し、当日に仮歯を付けることができます。手術が終わった当日からやわらかいものであれば食事ができ、翌日から通常の会話も問題なくできます。
術後の回復期間とメンテナンス
手術後1〜2週間は腫れや違和感が出ることがありますが、ほとんどの方は1週間程度で日常生活に支障がなくなります。仮歯から最終的な固定式の歯(ジルコニア製)への交換は、インプラントが骨に十分結合した3〜6ヶ月後が目安です。最終補綴が入ったあとは、3〜6ヶ月ごとのメンテナンス来院で長期的な状態を維持します。
5. All-on-4の適応条件・対象となる方
All-on-4が向いている方の特徴
- 総入れ歯・部分入れ歯に長年悩んでいる
- 歯がほとんど残っていない、または多数の歯を失っている
- 歯がボロボロで、一度に根本的な治療をしたい
- 入れ歯を外す生活をやめたい
- 短期間で治療を終えたい(海外・遠方在住の方を含む)
- 見た目と噛み心地の両方を改善したい
骨が少ない・他院で断られた方でも対応できるケース
「骨が少ないためインプラントは難しい」と言われた方でも、All-on-4で対応できるケースが多くあります。All-on-4では後方の2本のインプラントを傾けて埋入するため、骨が多い前方〜中央エリアのみを使って治療を完結できます。従来のインプラントで「骨が足りない」と判断されていたケースでも、All-on-4なら骨移植なしで対応できることがあります。
他院でインプラントを断られた方、骨移植が必要と言われた方は、まずは当院の無料相談でCT撮影を受けていただくことをお勧めします。
→ 関連記事:他院でインプラントを断られた方へ|名駅でAll-on-4・ザイゴマに対応
All-on-4が難しい場合 → ザイゴマインプラントへ
顎の骨が極端に少ない場合や、骨が大きく欠損している場合は、All-on-4でも対応が難しいことがあります。そのような方に適用するのがザイゴマインプラントです。顎の骨ではなく頬骨にインプラントを埋め込む術式で、骨がほぼない状態でも治療が可能です。全国でも対応できる医院は数%のみとされており、当院はその一つです。
→ 関連記事:骨が少ないと言われてもインプラントはできる?ザイゴマインプラントという選択肢
6. なぜ医療法人スマイルが選ばれるのか
マロ・デンタルグループ認定院・毎日All-on-4を実施
当院はAll-on-4の開発者であるパウロ・マロ教授が設立した世界的歯科グループ「マロ・デンタル」の認定院です。担当医はポルトガルのマロ・クリニックで直接教育を受けており、世界基準のAll-on-4治療を名古屋で受けることができます。理事長の尾崎は30年・3,000症例以上の実績を持ち、毎日All-on-4治療を行っています。
麻酔専門医常駐・大学病院レベルのオペ室
当院は全院に大学病院に引けを取らない専用オペ室を完備しており、徹底した感染予防・万全の緊急時対応体制を整えています。また、麻酔専門医が常駐しているため、歯科恐怖症の方や「痛みへの不安が大きい」という方でも安心して手術を受けていただけます。
→ 関連記事:インプラントの麻酔で失敗しないために|静脈内鎮静法と全身麻酔の違い
他院の失敗ケースのリカバリーにも対応
当院には「他院でAll-on-4を受けたが合わない」「外れてしまった」「やり直したい」という患者さんが多く来院されます。専門特化の経験と技術により、他院での失敗ケースのリカバリー治療にも対応しています。セカンドオピニオンのみのご相談も歓迎しています。
遠方の方は宿泊費を医院が負担
当院には東海3県のみならず、北陸・関西・関東など遠方から来院される患者さんも多くいらっしゃいます。遠方からの来院患者さんにはホテル代を医院が負担するサービスを設けています(条件あり、詳細はお問い合わせください)。また、短期集中治療による来院回数の最小化にも対応しています。
7. よくある質問(FAQ)
まとめ
- All-on-4は、4本のインプラントで全部の歯を支える、総入れ歯・歯がほぼない方のための治療法です
- 手術当日に仮歯が入り、翌日から食事・会話を楽しめます
- 費用は片顎175万円〜(税別)で、最大120回の分割払い・医療費控除に対応しています
- 骨が少ない方・他院で断られた方でも対応できるケースが多くあります
- 医療法人スマイルは、マロ・デンタルの認定院として毎日All-on-4治療を行っている東海エリアで4院展開中の歯科医院グループです





